大切なものをじっくりと丁寧に
仕事に、家事に、子育てに。慌ただしい日々を過ごしながら、建築のこと、資金のこと、断熱、構造、設備、照明、インテリアなどを調べながら家づくりを行うのはとても大変です。
「家は3回建てないと理想の家にならない」と言われますが、一生に一度にして人生最大の買い物だから後悔のない家づくりを行いたい。住み心地と使い勝手に優れた家を自分好みにセンス良く仕上げたい。
しかし、溢れるほどの情報の中であれも好きこれも好きとバラバラの理想を上手にまとめることが出来るのか不安になったります。
そこで、少し発想を変えて「家づくりの専門家を雇う」というスタンスで臨んでみてはいかがでしょうか。クライアントが信頼出来る凄腕の建築士を見つけてその人と一緒に間違いのない家づくりを行う。
不安なこと、気になること、こだわりたいポイントを建築家に伝え、共に考え一緒に作り上げていく。それが 設計事務所の家づくりです。
設計の実務を続けて25年が過ぎました。これまで「家の設計が簡単」と思ったことはありません。建築は完成した時のことだけを考えればいいのではなく、10年、20年、30年と長いスパンで考える必要があります。
雑誌やインスタなどで “これは面白いな” と思うものがあっても、「10年先の経年変化を考えると..」と採用を見送るということはよくあることです。また現在は設計のオープンソース化が進んでおりまして、修行しなくてもネットや雑誌などで容易にディテールを手に入れることが出来ます。しかし「これは危ない・・」と驚くようなものも見受けられます。
間取り・デザイン・素材・性能・設備・コストなどをトータルで考え、それらのバランスをはかりながら設計を進めることが大切で、安易に飛びついたりすると欠陥や不具合を生ずる恐れがあります。
住宅設計に豊富な経験が求められる所以です。
設計事務所に依頼するのは「建築の魅力を読み取る力」に長けた方です。
これまで依頼してくださったクライアントさんの傾向として、大手企業のエンジニアからのご依頼が多いということ。技術者らしく冷静に比較検討したその結論が 設計事務所 での家づくりだったのでしょう。
もうひとつの傾向として、学生時代に建築を専攻されて、建築関係のお仕事をされている方が多いことです。なかには夫婦揃って一級建築士という依頼者もいらっしゃいます。
専門知識のある建築士の方が、自邸建設にあたって設計事務所に依頼するのは何故なのか。それは「設計事務所に依頼するメリットを知っている」からに他なりません。
私は、設計事務所は「施主の代理人」であると考えています。
一般の家づくりでは建築の素人である建主さんが、建築のプロを相手に様々な交渉を行わなければならないのですが、
・見積りは適切な金額なのか?
・不利な契約内容になっていないか?
・工事が正しく行われているのか?
素人さんがご自分の仕事や家事を持ちながら、これらの重要な判断を行うのはとても大変なことです。
設計事務所の家づくりでは、工務店との交渉は家づくりのプロである設計事務所が施主の代理人として行います。
見積査定、工事契約、工事の確認などの重要な局面ほど、私たち設計事務所はその真価を発揮します。住宅の建築に不慣れな一般の方ほど、設計事務所の家づくりをお考えください。
設計事務所はハードルの高いイメージがあるかもしれませんが大丈夫です。
相談にお越しの方からは
「業界人みたいな人だったらどうしようかと思ってました」
「普通の人で安心しました」
とのご感想をいただいてます。
土地の相談から些細な質問まで、どんなご相談でも大丈夫です。
相談は無料で承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。